前半は good なのに、後半になると崩れてしまう。多くのゴルファーが経験する『上がり3ホールの失速』。その原因は、メンタルや技術だけではありません。長時間のラウンドを支える持久力が、足りていないのです。本記事では、18ホールを安定して戦い抜くための身体づくりを解説します。
後半に崩れるのは「技術」より「持久力」
ゴルフは、4〜5時間かけて行うスポーツです。1ラウンドで歩く距離は、カートを使っても数キロ、歩けば10キロ近くにもなります。
体力が落ちてくると、姿勢を支える筋肉が先に疲れ、知らないうちに前傾やリズムが崩れます。後半のミスは『集中力が切れた』のではなく、身体が先に疲れていることが少なくありません。
ゴルフに必要なのは“長く効く”スタミナ
ゴルフの持久力は、マラソンのような心肺持久力だけを指すわけではありません。1打ごとに集中して力を発揮し、また歩いて回復する——この繰り返しに耐える力が求められます。
つまり、有酸素の土台と、姿勢や下半身を支え続ける筋持久力の両方が必要です。瞬発的なパワーとは別の能力として、計画的に養う価値があります。

土台をつくる3つのアプローチ
① 有酸素の基礎づくり
ウォーキングや軽いジョギング、サイクリングなどで、無理のない強度の有酸素運動を週に数回。心肺の土台ができると、ラウンド中の回復が早くなり、終盤まで余裕を保ちやすくなります。
息は弾むけれど会話はできる、くらいの強度が目安です。まずは20〜30分を続けることから始めましょう。
② 下半身の筋持久力
スクワットやランジを軽めの負荷で回数多めに行うと、姿勢を支える下半身の持久力が養われます。長い時間、前傾姿勢と歩行を支えてくれる脚づくりです。
高重量で限界に挑むより、フォームを保てる範囲で反復することが、この目的には向いています。
③ ラウンド中のエネルギー・水分補給
どれだけ身体を鍛えても、エネルギーと水分が切れれば集中力もパフォーマンスも落ちます。後半の失速を防ぐには、空腹や喉の渇きを感じる前のこまめな補給が有効です。
おにぎりやバナナなど消化のよい補食と、こまめな水分補給を、前半のうちから習慣にしておきましょう。
週単位でのコンディション管理
持久力は一日では身につきません。トレーニングと休養を週単位で組み立て、ラウンド前日は追い込みすぎないなど、本番から逆算した調整が大切です。
プロのコンディショニングでも、トレーニング以上に『回復のさせ方』を重視します。睡眠・栄養・休息日の取り方まで含めて整えることが、安定したパフォーマンスにつながります。

18ホールを歩き切る身体へ
後半でもスイングのリズムが変わらない。最終ホールまで集中を保てる。そんな『崩れにくさ』は、技術と同じくらい身体の土台に支えられています。
スコアを安定させたい方ほど、一度ご自身の持久力に目を向けてみてください。伸びしろが、思わぬところに眠っているかもしれません。

まとめ
ラウンド後半の失速は、集中力の問題だけでなく持久力の不足が一因です。有酸素の基礎、下半身の筋持久力、そしてラウンド中のこまめな補給——この3つで、18ホールを安定して戦い抜く身体を目指しましょう。Link Performance Studioでは、あなたのラウンドスタイルに合わせて、コンディション管理まで含めた設計をサポートします。